WORKS 設計事例

カテゴリー:

リフォーム

甘木市O邸

仕様

設計期間 2006.10-2007.02
施工期間 2007.04-2007.05
構造規模 在来木造・平屋建て
延床面積 96.88平米

内装と一部プラン変更のリフォーム物件です。

築25年ほどの木造平屋建てにご夫婦お二人とわんちゃんのお住まいです。いわゆる二間続きのお座敷と2DKという構成でしたが、明るいお座敷がまったくの物置としてしか使われていませんでした。
小さくしきられた2DKでの生活をお座敷を改装してワンルームのLDKに移したいとのご相談から始まりました。

 

●お施主さんより●

中古購入であった為、当初から間取り・使い勝手とも自分たちの生活スタイルとは異なっていました。築25年が近づき、水周りの老朽化も気になり始め、リフォームを決断しました。人間二人・犬一匹、つかず離れずゆったりと暮らしたい…極力自然素材で…。という希望を素敵にかなえて下さいました。特に老犬には嬉しいリフォームだったようで、広く・明るくなったLDKの一番心地いい場所に寝転がっています。

 

 

■二間続きの6畳に押し入れ・床の間と広縁の空間をLDKに改装します。
床と天井を撤去した状態です。壁は撤去せず既設の上から仕上げていきます。
床下はよく乾いていていい状態でした。
■奥(北側)の右側が対面式のキッチン、左側にダイニングスペース、南側に続けてリビングスペースという構成です。書斎コーナーと廊下に並んでいた書棚も東壁際に収まりました。
仕上げ:床はフローリング張り、壁・天井は石膏ボードの上紙クロス張り、壁の一部(オーディオの背)は松の単板張り、建具は杉の無垢材です。
床と建具、松板はブレーマーワニス(クルミ)で塗装。塗装工事はお施主さんご夫妻と江藤でセルフビルドです。自分でもできることを手がけていく楽しみをご存じのご夫妻でした。やりながらわかってくる事がたくさんあります。どんどん工夫が生まれました。
■奥さまは陶芸の先生。洗面所のボウルを自作のものでと。数回の試作ののちにできあがりました。布で型押しした表面に釉薬は織部です。

こんな風に収まりました。

 

キャビネットもカウンターも杉板材で作り、塗装は奥さまです。

 

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