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冬至
12月22日「とうじ」
太陽視黄経270 度
日南の限りを行て日の短きの至りなれば也(暦便覧)
一年中で最も夜の長い日。この日より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられた。冬至南瓜や柚湯の慣習が残る日。
「年の瀬」
という言葉そのもの。今年も後十日ですね。
「瀬」は川の浅くて流れが早いところという意味があります。急流は船で通るときにとても危険な場所というところから、慌ただしく困難な状況を表しているようです。
その昔(江戸時代)にはツケ払いが普通で、盆と暮れに清算していたそうです。払う方もまとめての支払いは大変ですし、取り立てる方もそれまでに清算してもらわなければまた半年先になってしまうか、どうかも解らなくなってしまう、死活問題です。落語にも「掛け取り」という年の瀬の支払いを巡る長屋住まいの夫婦の話があります。まさに年を超えるのも一苦労というところから、超える事が困難な川の瀬に例えてこの時期を「年の瀬」と呼ぶようになったようです。
そして「冬至」
お日さまの陽が最も弱まりますが、明日から再生していく希望も感じさせてくれる日です。
内省して深まる季節ですが、暦的には明日からもう外に開き始める日となります。身体的には寒さはこれからが本番なので、気持ちとも引き締めて臨まなければいけません。ゆず湯につかってこの一年を思い返し、冬至を体感します。
からの「クリスマス」
アドヴェントも極まり、お子たちもサンタさんを待つ楽しい日々があと少し。いつもは考えもしないイエスキリスト誕生の意味をこの日だけはちょっと意識にのぼらせて、ライア演奏のボランティアもします。
仕事は、おかげさまでめっぽう忙しくさせていただきよい一年となりました。
「つぶやき」はなんと3ヶ月もお休みしておりましたが、またボチボチ書いていこうと思います。いみじくも冬至からの復活です。
さぼった理由にもなりませんが、父が9月末に他界してからなんとなく書く事ができずにおりました。FB投稿もあまりしてなかったように思います。こういうことは時間が薬とはよく言ったものです。
という事情もあり、新年のごあいさつは遠慮させていただくことになります。
本年いただいたご厚情に感謝いたします。どうぞみなさま体調に留意され楽しいクリスマスとよき新年をお迎えください。