2018 ブログ/コラム

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2018年つぶやきコラム

大寒

1月20日「だいかん」

太陽視黄経 300 度

冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)

一年で一番寒さの厳しい頃 。逆の見方をすれば、これからは暖かくなると言うこと

である。春はもう目前である。

大寒

 お正月のあとしばらくはとても寒かったのに、先週は春のような穏やかな数日でしたが、明日からまた冷え込むようです。この寒暖差が体調を翻弄しますね。どうぞ暖かくしてお過ごしください。特に寒い家での入浴時には細心の注意が必要です。

 血圧が正常の方でも、お布団から起き上がるときや、外部に出たとき、寒い脱衣室や浴室で裸になると、血圧が急上昇する事が確かめられています。そのたび毎に血管が傷つけられるそうです。そんな事が重なって血栓が詰まったり血管が破裂したりと良くないことの原因になります。 どなたにもそんな事のないよう、暖かい住まいに暮らしていただきたいです。けれど簡単にその環境に変更することが難しい方もたくさんと思います。わたしもふくめて。

 そんな寒い浴室での冬の入浴時にちょっとした工夫で「寒い冷たい」を和らげることができます。それはシャワーから浴槽にお湯を貯めるのです。自動お湯張り機能をお持ちの方もどうぞ是非この方法をお試しください。高めの温度でシャワーヘッドからお湯を出して湯気を立てながらお湯を貯めます。もちろん温度のロスはありますが、それで浴室が暖まりますよ。湯気が充満してミストサウナみたいです。

 省エネ建築診断士の登録番号NO.1をお持ちの茅野さんのブログにそんな内容の記事がありました。ご一読を!

 「寒い脱衣所でもヒートショックを防ぎ、かつ洗濯物も減らす健康・家事節約入浴方とは♪」

https://ameblo.jp/kayanomasao/entry-12344023148.html

 こちらでは脱衣室も一緒に暖めて脱ぐときから対処しようとありますね。同時に暖められて良い方法なのですが、ちょっと気にしていただきたいこともあります。脱衣室の環境にもよりますがその湯気で天井壁などの表面に結露してしまう場合があります。うっすら程度でしたら入浴後の換気と建具の開放で解消されますが、それでも濡れた状態が残るようでしたら、脱衣室は他の暖房機を持ち込んだ方が良いかもしれません。ヒートショックは防げてもカビを発生させてしまっては、他の意味で健康に良くありません。

 また、身体を拭くのに浴室で第一段階を終らせるのはとても良い方法です。大きな水滴がないだけで身体から奪われる熱がグンと小さくなりますよ。わたしは浴室内でざっと身体を拭いてそのタオルで水栓や手すりなど金属系の物を拭き上げてしまいます。白い水滴後が残らないだけでも気持ちが良いですよ。

どうぞお試しください。

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