2016 ブログ/コラム

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2016年つぶやきコラム

冬至

12月21日「とうじ」

太陽視黄経 270 度

日南の限りを行て日の短きの至りなれば也(暦便覧)

一年中で最も夜の長い日。この日より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられた。冬至南瓜や柚湯の慣習が残る日。

冬至

写真:冬至の朝日

一番夜の長い日、南瓜を食べて、柚子湯に入る、毎年同じ事をしているようです。けれど今年の冬至は友人と催しをして思い出に残る冬至となりました。

前回のつぶやきでもご案内した展示の会場で、オィリュトミーの発表をしました。二人でぼちぼちと続けてきた練習の中から、惑星舞踊というルドルフ・シュタイナーの作った作品や惑星と母音を対応させる練習などを見ていただきました。 みていいただく状態にするのにはやはり相当にブラッシュアップが必要でしたが、そうして一点に収斂していく作業がおもえば幸せな時間でした。

冬至

土星が30年周期、木星が12年周期で太陽を回っていますが、今年はわたしたち二人が生まれた60年前と同じ位置にいます。宇宙から見ればほんのちょっとの時間ですがこのときに生まれ合わせ、わたしたちをこれまで見守り導いて下さったたくさんの方々に感謝を込めてのオィリュトミーでもありました。

忙しい年の瀬に時間を割いておいで下さった方々、ご協力いただいた方々に改めてお礼を申し上げます。

というわけで、記念すべき冬至となった事をご報告させていただきました。

冬至

写真:来場のお礼に差し上げた柚子と柚子味のクッキー

しかし今年はなんて暖かい冬至でしたでしょう。身体は楽でありがたいですが、どうも年末の感じがまったくしないのが困ったものです。また徐々に寒さに慣れていく過程がなく急に寒気に見舞われてしまうと辛いものがありますね。どうぞ体長には十分に気を付けて、楽しいクリスマスとお正月をお迎え下さい。

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