WORKS 設計事例

カテゴリー:

パッシブデザイン戸建て住宅

北九州市H邸

仕様

設計期間 2003.06-2004.02
施工期間 2004.04-2004.09
構造規模 在来木造・2階建
敷地面積 358.07平米
建築面積 97.04平米
延床面積 160.64平米

まだお若いご家族のお住まいです。
将来どのようにでも使っていける空間をたっぷりとって、今から使う設備は充実させました。

 

●お施主さんより●

住み始めて2ヶ月ですが、不思議なもので、
ずっと以前から住んでいたような錯覚を覚えます。
それだけ主張のない、自然な感じの家です。

家選びの際には、メーカー主導の、きらびやかな「ザ!新品」と言う感じの家にも憧れましたが、
「見せる家」と「住む家」は違うということを勉強させて頂き、
今では、あの時、空設計工房を選んで正解だったと、喜んでいます。
それ以外にも色々と勉強させて頂き、自分達の家ができたと言う達成感は、他では得られなかったと思います。

澄んだ空気。
素足で歩きたくなる床。
やわらかな光の陰影を感じさせる塗り壁。
メリハリのある天井。
暖かく優しい木の窓枠。
適度に光が差し込む開口部。
優れた間取り。
考えられた造り付けの家具。
安全で広く緩やかな階段。
頭がぼーっとしない暖房。
スタイルの良い壁面収納。
ありとあらゆる箇所へ、江藤様の智慧とセンスと、きめ細かな思いやりが感じられます。

私たち家族はもとより、
来る人、来る人が気持ちがよいと、ゴロゴロくつろいでくれています。
息子1歳8ヶ月のちっちゃいお友達も素足になって走り回っています。
子供の成長と共に、これからこの家と付き合って行くのが楽しみです。
人を幸せにする家になりました。
家族共々、大変感謝しております。

 

■外観 南から
アプローチから見えるファサード
木製サッシの朱みのある色と巾いっぱいのポーチが特徴

 

■外観 北西から
裏側は小さめの窓が要所要所に

 

■リビング・ダイニング
対面キッチンに作りつけのテーブル
上部は吹抜、奥に見える壁面は全て収納
白い壁面と天井は珪藻土塗り

 

■吹抜よりリビング・ダイニングを見下ろす
テーブルは楕円弧を図面通りに作ってもらいました
床はかばの無垢材にオイル塗り
お施主さんご夫婦が2日かけてワックスを塗込み仕上げられました
初日はわたしもお手伝い

 

■キッチン
完全オーダーです。
キャビネットは杉の巾はぎ板・天板は人工大理石・扉はキュートカラーのメラミン仕上げ

 

■リビング パソコンデスク
天井が続いた向こう側は玄関
空間的に続いていて視線だけ遮っています
今やパソコンの居場所は当たり前になってきました

 

■コート掛け・玄関収納
パソコンデスクの裏側を収納が囲っています

 

■下足入れ
玄関とホールの段差は3センチ
下足入れは靴を履くときのベンチにもなります

 

■2階 フリーフロア 全景
用途がまだ決まっていない空間 ワンフロアです
吹抜を書棚で囲っています
中央部には小屋裏収納もつくりました
折り畳み式の梯子が降りています

 

■2階 フリーフロア 南側
中を通る梁にはブランコを作ろうという計画
バルコニーへはここから出ます

 

■2階 フリーフロア 北側
小屋裏収納からの見下ろしです
高い位置の小窓が通風に有効です

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