2024 ブログ/コラム

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2024年

恭賀新年

あけましておめでとうございます。

と手放しでお祝いできないお正月になってしまいました。

地震の翌日には航空機火災が起こり、こんな非日常的な年明けは初めての経験です。

 

■いつものお正月

毎年のように31日には東風の家に行っておせちの準備をし、娘も帰ってきて三人で年越しをしました。元日にはお屠蘇と酒肴でお祝いと挨拶をしてお雑煮をいただきました。

昼過ぎにわたくしの実家へ向かいます。95歳になる母が、有り難い事に頭も身体も元気で1人暮らしをしています。そこへ妹家族と共に集まります。娘や姪の子どもたちまでーつまり母からは曾孫になりますー賑やかに15人の宴となります。

母が存命の間はこうやって集まれるんだなぁとシミジミ思ったり、この調子だと100歳以上になっても元気でいそうだと変な確信を持ったりですが、本当に有り難いことです。

 

■能登半島 地震

実家から東風の家へ戻る車の中で緊急情報が流れ、帰り着いてTVで流れる能登半島の地震と津波を知りとても驚きました。

建物の倒壊や火災などでたくさんの方が被災されていることを思うと言葉もありません。

翌日から少しずつ現状が報道されるようになってきました。なくなった方も数十人に登りご冥福をお祈りいたします。

余震も続く中、避難所に集まっておられる方も自宅や車で避難生活が始まっていらっしゃる方も寒くて不安な中、絶えていらっしゃる事だろうと思うと、少しでも早い復旧・復興を祈らずにはおれません。

そして大きな責任をもった仕事をする身として、この揺れでも倒壊せず安全に居続けられる建物を、インフラがしばし断ち切られても最低限の生活ができうる住宅を提供する事を確実に進めていこうと改めて思うところです。

また、珠洲市に作ろうとしていた珠洲原発を地元の反対で20年前に計画凍結に持ち込んだ珠洲市民に感謝をしています。もしそこに原発があったなら福島又はそれ以上の大惨事になったであろう事は想像に易いです。

志賀原発は外部電源喪失の様子ですが報道があまりないので心配だけが募ります。

 

■羽田空港 航空機炎上

2日の夕刻に起こったこれも衝撃的な事故で、ニュースから目がはなせなかったです。

原因などはこれから詳細な調査ではっきりとされていくと思いますが、能登の災害地への支援物資を輸送するための海保の飛行機の乗組員が亡くなってしまって残念です。ご冥福をお祈りいたします。

特筆すべきはJALの乗客と乗組員が全員避難できたことだと思います。炎をまとったままでも滑走路を外れず停止できたキャプテンの働きや、CAさんの訓練の賜でしょうか、加えて乗客の皆さんのパニックを起こさず避難行動を取られたことに敬意の念を抱きます。

 

■今年も

さて、空設計工房は今年も変わらずコンセプト通りに、小さなエネルギーで健康をおびやかざず、豊かな暮らしのできる住空間を提供できる様、研鑽努力を続けてまいります。

2月末竣工予定の現場、これから着工予定の案件、新築の計画、順番を待っていただいているご家族、パッシブハウス認定のコンサル。計画とコンサルは2件、その他は各々1件とたくさんのお仕事をいただき、有り難い事この上なく、どのの案件も精一杯頑張らせていただきます。「つぶやき」も頑張って更新してまいります。

パッシブハウスのコンサルでパッシブハウスが増えていくお手伝いをしながら、空設計工房案件でも是非またパッシブハウスを建てたいと願っています。ご興味のある方はどうぞご相談ください。

本年も空設計工房と「つぶやき」もよろしくお願いいたします。

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