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2023年つぶやきコラム

節分

2月3日「節分」

節分 「季節を分ける」ことから節分といいます。翌日は立春ですね。

同じように春夏秋冬全てにも節分があるのですが、現在は春の節分だけを「節分」と呼ぶようになっているそうです。

かつては大晦日的な意味合いもあり、「鬼やらい」の行事が行われ、それが「節分の豆まき」として現在にも伝わってるようです。

「春分」を一年のはじまりと考えれば節分を大晦日扱いにするのもうなずけますね。春分からの太陽の位置(角度)で暦をみている二十四節気の上では当然でしょう。

でも旧正月というのもあるじゃない?それとは関係ないのかな?と思ってちょっと調べてみました。

旧正月:旧暦のお正月という意味合いですが、なかなか奥の深い話のようです。旧正月はグレゴリオ歴(新暦・太陽暦)上の日付が年により変わります。旧暦は月の満ち欠けで暦をつくっているので太陽暦と幾ばくかの差が生じます。今年は1月22日でした。

二十四節気の「雨水」(新暦2月19日~3月4日頃)の直前の朔日(新月)が旧暦の元日となります。よって新暦では年によって1月22日〜2月19日までの間を移動することになります。

太陽の周りを回る公転の周期を一年として計算された新暦は万人に説明がつきやすく、実際現在世界中で使われています。そして気候変動の波を受けながらも二十四節気の通りに季節が巡るのを感じます。一方、月の満ち欠け=月の周期を元にした旧暦は、カレンダーや時計を持たなかった暮らしのなかでは大きな目安となった事でしょう。そしてなんだか身体とも符合しているので、今でも月のリズムを意識しながら暮らすのには欠かせないのではないでしょうか?ちょっと月の満ち欠けや旧暦も意識してみませんか?

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