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小暑
7月7日「しょうしょ」
太陽視黄経 105 度
大暑来れる前なれば也(暦便覧)
梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨のシーズン。
蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃である。
きゅうりの蔓の接写です。
7月7日七夕さんです。毎年梅雨の最中なのでお二人のデートは望めませんが、かれらはその方が嬉しいかもですね。。。
それにしても一昨夜からのとんでもない豪雨で、福岡県、大分県で大変な被害が出ています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
こちらの方は激しく降ったりやんだりと総雨量はさほどでもなかったです。一昨夜から携帯の警報が何度も何度も鳴って、心細い思いをしました。雨雲レーダー画像で雲は動くものの赤い部分は停滞してしまっているのをみて心配しておりましたが、想像以上の事になっていたようです。
その前には台風直撃でしたが、ほとんど風の吹かない少しお湿りいただけた有り難い台風でした。その後に梅雨前線が刺激されてのこの豪雨でしょうか? 一昨日から気温が25℃台までさがったので、湿度は70%〜でしたがエアコンなしで過ごしました。外気の方がヒンヤリするので窓も開けておりました。するとナントビックリ!ヒマラヤ岩塩をくりぬいたキャンドルホルダーが潮解しておりました!! たしかに昨日の外気湿度は80%を超えておりました。以前の事務所は曲がりなりにも断熱気密計画換気がされた建物で、そこにも10年ほど置いてあったこのヒマラヤ岩塩のキャンドルホルダーはまったく変化を起こしませんでした。先日気が付くとなんだか潮解し始めているようなベタベタさに気ずいたので、お皿に乗せていたのが幸いしました。こんなに溶けるものなんですね!溶液は紛れもなく超塩辛いものでした。キャンドルホルダーは角が取れてなめらかになっています。(あたりまえやけど)
こんな風に屋内を外気と同じ状態にしてしまうと、外部環境にいるときよりも人体や生活に不都合なことが色々起こってきてしまいそうです。
近頃では花粉・黄砂・PM2.5と家に中には入って欲しくない物質もたくさん存在します。
「夏旨」に慣らされすぎている日本人ですが、家の作りは兼行さんの生きていた時代から随分変わってきています。家は生活を守る器、シェルター的要素を忘れるわけにはいきません。もちろん外気が申し分なく気持ちの良い時には窓を開けて同化させる事もできなければなりませんが、そうしたくない時にはきっちりと閉められる空間を作っていくべきだと思います。
ヒマラヤ岩塩キャンドルホルダーの潮解を目の当たりにして、改めて思った次第です。