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2017年つぶやきコラム
雨水
2月18日「うすい」
太陽視黄経 330 度
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)
空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。
お天気が続きます、青空が気持ちいいですね。しかし「抜けるような青空」にお目にかかれる頻度が近年とても減っています。PM2.5のせいだけではないでしょうが、2月初旬に濃度が低い日が続いたのは中国の春節休みのおかげだと聞いたときには、とても納得してしまいました。
気温も上がったと思えば急に冷えたりと、寒暖を繰り返しながら少しずつ春に近づいていきますね。「三寒四温」といったりしますが、これはナント!冬の季語だそうです。本来中国東北部や朝鮮半島北部などで、冬の時期の寒暖の周期の変化を表す言葉として使われている言葉がそのまま日本に伝わってきたそうですが、日本では実際に三寒四温の現象が起こるのは真冬ではなく春先ですね。本当は「冬の言葉」でちがうけど〜感覚的にはやはりこれから春に向かっていくときに実感するので、使ってもよし!としておきましょうか?