カテゴリー:
立春
2月4日「りっしゅん」
太陽視黄経 315 度
春の気たつを以て也(暦便覧)
この日から立夏の前日までが春。まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃である。

1月末から2月はじめは気温が年間で一番下がりきる頃です、そんなときの日射はどのくらい入るのか、太陽熱がどれだけいただけるかといつも考えているのですが、今年は平均気温が3℃以上も例年より高い1月でした。春を待つ気持ちが節分・立春の慶びを増すのでしょうが、あまり寒さが厳しくないと今ひとつ拍子抜けの感があります。
当たり前に季節が巡らないと感じるようになって、もう随分経つような気がします。「気候変動」が言われるようになって、この地球の行く先に子や孫やその先の世代が生きる事さえ困難な世界になる事だけは避けたいと、何かひとつでもそれを止める方向に努力したいと考えています。
気候変動はCO2排出による温暖化が原因といわれ、またいやそうではないとする意見や論文もあります。わたしにはどちらが正しいかの判断はつきません。しかし、産業革命以降のCO2濃度はそれまで繰り返してきたリズムとは離れて右肩上がりが続き下がる気配さえないのは事実です。CO2の排出だけが気候変動の原因ではないかもしれませんが、原因のひとつであろうことは間違いないと思います。それが解っていてほかの原因があるからと、対策をとらなくていいという事はあり得ません。やはり今ココにいるわたしたちが原因のひとつを変えていく努力が必要です。
しかし問題はCO2排出だけにととどまらず、環境汚染、海洋汚染、ビニルゴミ、マイクロプラスティックetc… と人間の活動が地球環境を脅かし、たくさんの動物を絶滅に導いてしまっている事実も受け取らなければなりません。
健全な地球あっての命ですから、それを繋いでいく努力義務があるのではないでしょうか?
使っていない灯りのスイッチをoffにすることからでいいと思います。
買おうとする商品のルートやかかわる人たちを調べ想像して納得出来るかどうかを判断できるコンシューマーになりたいです。
気づいたことをひとつからやっていきましょう。